Interview | THE DO DO DO’s

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ジュディマリも大好き

⏤⏤最後の「またね」。初めて曲名を見た時に驚きました。というのは、アカリンゴスターのラストライヴの日に彼女と最後に言い合った言葉が「またね」で。「ライヴハウスでまた会うと思うからバイバイは言わないよ!」「またね!」って(涙)。

ヒノ その時に私、あかりちゃんの隣にいたじゃないですか。はっ!!!と思いながら聞いていたんですよ(笑)。不思議ですよね。この曲を作った時はあかりちゃんが卒業することなんて決まってもなかったのに。

クハラ そう、何も決まっていなかったんですよ。たまたまああいう曲を作ろうって思いついて作ったというだけで、それがのちに意味を持つ曲になるとは、、、。

ヒノ ライヴで演奏するようになって徐々に曲と現実が重なるようになって。本当に不思議だーって。

クハラ あれ、なんなんですかね(笑)。

ヒノ クハラさんはそういう不思議なところ、あるよね。

⏤⏤(笑)そして、これは3月の定番にしたい曲ですね。

クハラ お、まじか。全体的にオルタナ色が強いのでJUDY AND MARYっぽいのを作りたくて作った曲ですね。めっちゃ意識しました(笑)。

ヒノ ポップでロック、そしてメロディがキレイな曲。JUDY AND MARYにも通じるような切なさがありますよね。

⏤⏤クハラさん、Jポップ路線のメロディを生かした曲を作るのがやっぱりうまいですね。

ヒノ マジでうまい(笑)。

クハラ (笑)たぶん、ポップス好きだし、元々そっちの人間なんですよ。前にやっていたバンドではロックンロールを出していきたいと思ってやっていたけど、あまりそうじゃなかったなって今は思う。

新たな始まり

⏤⏤ロックンロールの軸がありつつ新しさがあってバランスも良いという。改めてよくできた作品になりましたね。

クハラ 自分で言うのもなんなんですが、最高傑作ができたと思っています!(笑)

ヒノ 人が聴けば何かに似ているとかあるのかもしれないけど、自分たちのバンドサウンドで、ポップでちょっと切なくて、ギターが鳴ってツインヴォーカル歌もあって。全曲が良い感じです!

⏤⏤THE DO’sの今の音が完璧な形で詰まっていて。

ヒノ ちょうどよく何かすぎない。自分たちの色がちゃんと出てきたことを実感しています。

⏤⏤このEPでバンドの色が確立された感がありますね。

クハラ うん、確かに。始まりでもあるし、個人的には原点の立ち返りでもあるという感じもしています。バンドにちゃんと焦点を当てて作った作品なので。

⏤⏤そうそう。最後に4月から一緒にやっているサポートドラマー、アオイマジンさんを紹介してもらえますか?

クハラ 元々は自分の企画に出てもらったことのあるThe Pingpongsのツテで紹介してもらったんですよ。

⏤⏤実際にライヴを観てびっくり。あかりちゃんとは違う雰囲気でありながらもしっかりTHE DO’sにフィットしている感じがもう出ていて。

ヒノ そうなんですよ! 特にヒノはバンド内でメンバーが変わるという体験をしたことがなかったから不安があったくらいだったのに。元々(音楽系の)専門学校へ行っていたということもあってライヴでの対応力も抜群。最近はクハラとのイキの合った演奏が安定してきていて、また新しいバランスができ始めていると思います。

クハラ 吹奏楽部に所属経験があって、すごくタイトなドラムを叩くタイプのドラマーです。曲を作る時に想像しやすいですね。

ヒノ 最近のロックンロールすぎない音楽性にすごくフィットしているのかなって。

クハラ 素晴らしいドラマーです!

⏤⏤一旦ひと区切りであり、また同時に新しい始まりでもありますね。これからもいろいろ展開があるんですよね。近くは韓国へ行くんですって?

ヒノ はい!

クハラ パスポートを取ってきたばかりです。海外へはちょこちょこ行けるようになりたいですね。

ヒノ やっとシーンの中でうちらの立ち位置みたいなものができ始めてきたと思っているので、THE DO’sの存在感をこれからもっと確立していけたらって。

クハラ 大きなハコでワンマンができるようにもなりたいし、年内にそろそろちゃんとアルバムも出せたら良いなとか。今後もいろいろ考えていますよ!

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▽インタビュー後の1枚

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