Interview | QUINCAMPOIX

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ホゲが意外と一番ギャルでゴリゴリ

⏤⏤皆さんそれぞれのルーツを教えてもらえますか?

AYUMI 今日はさっきまでずっとそれを考えていたんですよ(笑)。

MARYY ロックンロールが降りた日ね。

AYUMI ロックを知ったのは高校時代で、毛皮のマリーズとボヘミアンズなんですよ。毛皮のマリーズはちょうど解散前の時期でしたね。私はそこでロックという言葉を知ったという。あと、今のカンカンポワみたいな音楽をやりたいと思ったきっかけは3年くらい前。ハインズをきっかけにガールバンドを聴くようになったからですね。

MARYY ロックンロールのどこに刺さったの?

AYUMI 小学校と中学校の頃はMr.Children(以下ミスチル)が好きだったんですけど、それこそマリーズがミスチルみたいな感じだったんですよ。たぶん、マリーズの人たちってミスチルが好きなんですけど。で、マリーズを知った時はミスチルっぽさもあったから最初はロックだということに気づかなくて普通にポップスだと思っていて。それが「僕たちはパンクバンドだ」みたいに言ってるのを知って驚いて。実は私、パンクとかロックってダサいものだと思っていたんですよ。だからこんなにカッコいいのにパンクなんだって(笑)。そういう衝撃があったんです。そこからロックっていう概念がカッコいいって思い始めたんです。ギターを持つようになったのもちょうどその頃で高校生だった時。サークルでも部活でもバンドやっていました。

MARYY 私の場合は、カンカンポワのジャンルとは全然違うんですけど、X JAPANのHIDEがすごく好きで、今弾いているギターもHIDEモデル。両親が音楽好きでロックを聴いていたからか、私は3歳くらいからHIDEの曲を歌っていたらしいんですよ。だけど、14歳の頃かな? HIDEの良さが沁みるようになってきて。そこでロックってカッコいいと思うようになった。そこからロックにのめり込むようになって。ロックって強いけど優しい、、、みたいな存在です。

HOGE-CHAN うちはお母さんがビートルズとマイケル・ジャクソンが好きで、車でもよく流れていたんですよ。それでずっと音楽を自然と聴く環境にあって。両親の結婚式のオルゴールも「イエスタデイ」だったんですよ。

全員 いーなー!

AYUMI イカしているね。

⏤⏤自分で意識して聴くようになった音楽はどういう感じだったんですか?

HOGE-CHANG 高校の頃はスリップノットやマリリン・マンソンとか。反抗期のように激しい音楽を聴いていたんですよ。

AYUMI 意外と一番ゴリゴリ(笑)。

HOGE-CHANG スリップノットにいたジョーイ・ジョーディソン(R.I.P.)がめちゃめちゃカッコ良くて。小柄だけど、ライヴではドラムセットごとぐるぐる回りながら叩いていてめっちゃカッコ良かったんですよ。ホゲは結構背が小さいから小さい人がドラムを叩くってめっちゃカッコいいんじゃないって思って。それでドラムを始めたんです。

⏤⏤まさかのスリップノットきっかけ。カッコ良い!

HOGE-CHANG それがドラムやりたいと思って大学の軽音部に行ったら飲み会が怖ったんですよ。隣の部室がたまたまたジャズ研だったから、軽音部はやめてジャズ研に所属したという(笑)。

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