Interview | 画家 ささきなそ

Interview | 画家 ささきなそ

自分の作品が
お店でレコードと
一緒に並んでいたら
面白そう!

−−では、新企画のzine「45rpm MAG」の話題にうつりましょう。こちらは、まさに先ほどおっしゃっていた「好きなものを自分なりの表現で形にしていく」ことがコンセプトだということですね。

なそ そうですね。これもまた似顔絵屋のプロジェクトに通じるところがあるんですけど、自分の技術を上げたいという部分も含まれていて。絵の幅を広げて…うーん、絵というか、手に取ることのできるものとして、もっと何かできることはないかなっていつも考えているので、その試みのひとつです。やりたいと思っている企画の中の、チャレンジ第1号というか。

−−ひとつひとつにエネルギーが感じられて、ページをめくるたびに心を動かされます。そのチャレンジ1回目の号でサイケバンド、The Fernweh(フェルンヴェー)の「Next The Around」をピックアップしたのはどういう思いからですか?

なそ このバンド、詳細がよくわからない人たちなんです(笑)。英語の記事を少し見かける程度で、情報そのものがあまり出ていないからバンドの詳しいことはわからないけど、曲がめちゃくちゃ良いんですよ! ツボにハマってずーっと聴いていて。「そこまで聴く?」というくらいずっと聴いていたんです(笑)。この時のタイミングでそこまで惹きつけられていたのが「Next The Around」だったので、フィーチャーすることにしました。

−−画集もそうだけど、これもまた7インチサイズですね。こちらには裏カヴァーにバーコードが付いていて。

なそ なんちゃってバーコードです(笑)。

−−“I wanna be your girlfriend Records”とプリントされているのが粋ですね。架空の音楽レーベルですか?

なそ そうです(笑)。私が7インチサイズの絵をこのまま描き続けて、自分の作品が本物のレコードに紛れてお店に並んでいたら面白いなと思ったんです。「あれ、これってレコードだっけ? 絵だっけ?」っていう展開になったら最高だなって(笑)。レコード屋さんみたいな画材屋さんがあったら良いなと思って。じゃあ、やろー!って。

ささきなそ『45rpm MAG』より

INTERVIEWカテゴリの最新記事