Interview | periwinkles

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LGBTQも超えた世界がいい

⏤⏤他の曲についても聞かせてください。前作では「Two Girls」、新作には「GAL」が収録されていて、periwinklesの曲名には女性の総称を使った曲名がよく出てくる印象があります。「Lady Madonna」についてはいかがですか?

riho 男の子目線で女の子のことを見ているっていう設定で初めて書いた曲です。歌詞の中に登場する女の子に恋しているけど、振り向いてもらえない。そんな情景を表現していて。というか、ジェンダーの枠を取り払った曲を作りたかったんです。フェミニストだと言われればそうなのかもしれないけど、でもフェミストって言葉はもう古いと思うし、フェミニストとかでもない、曖昧な視線と視点で女の子をテーマにした曲という感じかもしれない。LGBTQ的なニュアンスっていうか。

⏤⏤”フェミニスト”という言葉は古い。わかる気がします。ただ、ここで便宜的に使うと、、、フェミニスト、フェミニズムに対する何かしらの思いや考えってありますか?

riho フェミニストという言葉はちょっと怖いと感じる時もあるし、一般的なそれとは自分はちょっと違うなって感じていて。昔と今はやっぱり違うし、今の時代にフェミニストという言葉はフィットしていないなって思ってしまう。LGBTQも抜きにしてみんなが共存できたらとても楽なのに、、、って。

⏤⏤そういう括りが邪魔をしている印象がありますね。逆に窮屈にしているというか、、、。

riho そうなんですよ。例えば、曲を書いている時に女性/男性というワードを使う中でも同じ類の違和感を感じてしまうことってあるし。やっぱり難しいなって。

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