Interview | Cyber Cherry

Interview | Cyber Cherry

自分でも説明がつかない

⎯⎯Cyber Cherryのサウンドをひと言で言い切れないのは、そういうヴィジョンありきで音楽を作っているからということなんですかね、、、。

ひと言で言い切れない、、、嬉しいです! 私はそういう風に言われたくてやっているのかもしれません。誰みたいと言われても嬉しいんですけどね(笑)。自分の好きなアーティストがそうだったように、新しい音楽だねとか、聴いたことない音楽だねって言われてみたい欲はあるんですよ。

⎯⎯私はパイパーポップというジャンルを、Cyber Cherryを通して初めて知りました(笑)。

それがまさにハイパーポップの概念という感じなんですよ。ヒップホップもラップもするけど、ライムをするわけでもなくて。そのガチャガチャした感覚が好きだし、自分にもあるかなと思っていて。高校時代にトゥエンティー・ワン・パイロッツにハマっていた時期があるんですけど、その人たちも音楽性がゴチャゴチャ。ラップもするし、ウクレレ弾きながらシャウトするし、ハードコアな部分もある。それでいて歌詞がやけに温かいとか。そういうジェットコースターみたいな音楽性に惹かれるから、やっぱり自分の作る音楽もそうなっちゃうのかも(笑)。

⎯⎯ポップス風からドリームポップやLe Tigreみたいなディスコパンク風まで。ヴォーカルスタイルもさまざまですね。

Le Tigreも大好きです。自分にフィットするスタイルを探しながら挑戦しているところなんですよ。最近よく聴いている戸川純とか好きなので、ああいう感じにも興味を持っています。

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